自分の適性にあった診療科目で働く看護師は、勤務している看護師の中でもごく一部である可能性があります。ライフスタイルによって妥協した働き方をしている看護師も、そんなに少なくありません。
本当に自分に合った診療科で働けると、ストレスも軽減されて長く働くことができるので、看護師としてやりがいを感じられるでしょう。
そこで、それぞれの看護師の適性にあった診療科目をご紹介します。

観察力がありコミュニケーション能力が高く、人の話を聞くのが好きな人は小児科や精神科に向いています。どちらも共通するのは、相手に合わせることが上手な人で、保護者とも関わるのでコミュニケーション能力は重要です。
ただ、小児科は子供全体の症状を診ることから、看護師として幅広いスキルを必要とします。

多職種との関わりを持って仕事が出来る人に向いているのは、整形外科や脳外科などです。手術やリハビリなどで患者と関わることが多い診療科目で、主治医はもちろん、放射線技師や技術技師に栄養士など多職種との連携が重要な診療科です。

看護師として高いスキルと知識を身につけたい人は、手術室や救命救急にICUなどです。臨機応変な判断力と対応力、やり遂げる粘り強さを持った人は向いています。
また、急変にも慌てたりしない冷静さが必要で、精神的にもタフな人に向いています。

合わない診療科で辛い思いをするよりも、自分に適正のある診療科で働けたら幸せですよね。転職後のミスマッチが起こらないようにするためにも、自分の適正にあった診療科目を把握しておくことが大切です。
適正は転職サイトなどで診断してもらうこともできますが、まずは看護師向けのサイトで適正チェックをしてみてはいかがでしょうか。